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ウサギ・モルモット・チンチラのよだれ・食欲不振、歯の不正咬合(歯の伸びすぎ)の原因と受診の目安

ウサギ・モルモット・チンチラは、切歯(前歯)だけでなく奥の臼歯(奥歯)まで一生伸び続ける構造の歯を持っています。通常は噛むことで歯同士がすり合わさって摩耗し、長さが保たれますが、何らかの理由で摩耗が追いつかないと、歯が過剰に伸びたり歪んで生えたりする歯の不正咬合(dental malocclusion)が起こります。切歯の不正咬合は外から見てわかりますが、実際により多くの問題を引き起こすのは奥の臼歯側で、見た目だけでは気づきにくいケースが多くあります。

なぜ起こるのか

最も多い原因は食物繊維(牧草)の摂取不足です。硬い牧草を長時間噛むことで臼歯が正常に摩耗しますが、ペレットや柔らかい野菜中心の食事になると、噛む時間や力が減って歯が伸び続けるだけになってしまいます。その他の原因には次のようなものがあります。

確認すべきこと

自宅で確認すること

  1. あごの下・前足の内側の毛の状態を確認: 湿っていたり固まっていたりしないか、手で触って確認してください。
  2. 食べる様子を観察: 普段好きな牧草や硬い野菜を与えて、実際に噛んで飲み込んでいるか、口に入れてから吐き出してしまうかを見てください。
  3. 体重の変化を確認: できれば体重計で測り、ここ数日で減っていないか確認してください。無理に口を開けて歯を直接見ようとしないでください — 鎮静なしでは正確に確認しにくく、かえってストレスやけがにつながることがあります。

動物病院に行くべき場合

不正咬合そのものは多くの場合ゆっくり進行する慢性的な問題のため、よだれや軽い偏食程度なら、すぐに救急外来に駆け込むべき状況ではありません。ただし自然に良くなることはなく、放置すると悪化し続けるため、数日以内に特殊動物の診療が可能な病院の予約を取っておくのが安全です。

ただし、例外があります。ウサギとモルモットは、噛むときの痛みでまったく食べなくなると、数時間以内に消化管うっ滞(腸の動きが止まる状態)につながることがある動物です。24時間以上まったく食べない場合や、頬・あごのあたりが硬く腫れている、または膿が見える場合は今すぐ病院に連絡してください。

診断は、鎮静または麻酔をかけた状態で専用の耳鏡(オトスコープ)を使って口の中を直接確認したり、歯根の状態まで見るためにレントゲン撮影を行うこともあります。治療は伸びた歯を削るトリミング(バーリング)が基本ですが、歯根がひどく変形していたり膿瘍ができている場合は抜歯や追加の処置が必要になることもあります。不正咬合は一度のトリミングで完治するケースよりも定期的な再処置が必要になることが多く、普段から牧草を無制限に与えることが再発を減らす助けになります。正確な治療の間隔や方法は、完全に獣医師の判断による領域です。

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よくある質問

よだれが少し出ている程度なのですが、今すぐ救急外来に行くべきですか?

よだれだけで、ご飯もそれなりに食べているなら、不正咬合は多くの場合ゆっくり進行する慢性的な問題のため、すぐに救急外来に駆け込むべき状況ではありません。ただし自然に治る病気ではないため、数日以内に特殊動物の診療が可能な病院の予約を取るのがよいでしょう。反対に、24時間以上まったく食べない場合や、頬・あごのあたりが硬く腫れている場合は本当の緊急事態のため、すぐに病院に連絡してください。

病院に行く前に、家で確認できることは何ですか?

あごの下や前足の内側の毛がよだれで濡れていないか、普段好きな牧草・野菜を噛んで飲み込んでいるか、それとも吐き出してしまうか、最近体重が減っていないか(できれば体重計で)確認してください。無理に口を開けて歯を直接見ようとはしないでください — 鎮静なしでは正確に確認しにくく、ストレスを与えるだけになることがあります。

今のうちの子の状態が気になったら、写真で3秒チェックしてみましょう。

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